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こどもってなんなんだ~

2009/09/23 (Wed) - 未選択

こどもってなんなんだ?

ちょっと考えてみました。

教育や福祉などの世界では、「子供」という表記を避けて「子ども」または「こども」という表記が推奨されることがある。 その理由として挙げられるものには、以下がある。 「子供」の「供」の字は、「お供」、すなわち子が大人の付随物であると連想させるため。 「子供」の「供」の字は、神に奉げる「供え物」の意味につながるため。 「子供」の「供」は当て字であり漢字に意味はないので、ひらがなにすべきである。 「子供」よりも「子ども」「こども」と表記した方が、ソフトで親しみやすい印象を与える(差別であるとは必ずしも主張しない)。 「子供」という表記を避けるべきだと考える人々は、子供の「供」の字が差別につながると主張することが多いものの、必ずしもそれだけが理由であるとは限らない。第1・第2の理由は差別性の指摘だが、第3・第4の理由はそうではない。また、第1~第3の理由は「供」の字の使用に対する反対論であるが、第4の理由はそもそも漢字で表記することに対する不同意と見なすことができる。いずれにしても、これらの理由から、「子供」に代えて「子ども」・「こども」と表記されることがある。 一方、「子供」という表記が差別的であるとの上の第1・第2の意見に対しては、言葉の歴史的変遷に基づく以下の反論がある[1]。 「こども」の語源は、万葉集において「子」の複数を表す「胡藤母」・「子等」である。このうち「子等」は上代から室町時代まで用いられた。 院政期頃から「子等」に代わって「子共」という表記に増え始め、複数の「子」を表すのに「こどもたち」「子共衆」などと呼ぶようになる。つまり、この時代から、「こども」が複数の「子」ではなく単数の「子」を表す意味でも用いられるようになった。 「子共」が「子供」と表記されるようになったのは、近世に入ってからである。 つまり、「こども」の原義は、「男共」「女共」などと同じく複数をあらわす接尾語「共」・「ども」に由来しており、「供」は単なる当て字に過ぎないため、付随物や供え物などを含意していない。 さらに、「供」の字が差別であるか否かに関わらず、「子ども」という漢字かな交じりの表記に対する以下のような反対も存在する。 これは言葉狩りの一例である。 「供」の字の使用は、法律で使うことが禁止されている訳でも、現在の日本社会において一般的には道義的な悪とされているわけでもない。 熟語を漢字とひらがなとの交ぜ書きにすることは、日本語についての美意識に反する(なお、「供」は教育漢字であり、小学6年で習う漢字である)。 「供」は、現代において複数の意が薄れており、「子供」で一つの語となっている(その論拠として、「共」ではなく「供」の字を使っていること、複数の「子」を指すのに「こどもたち」「こどもら」とも表現すること、また、「こどもが一人いる」という表現が成立すること、などが挙げられる)。 「子ども」の「ども」は、罵って「豚ども」「○○人ども」などと言う時の見下した他称表現と重なるので、「子供」よりもむしろ「子ども」の方が差別的になってしまう(「子ども」という表記に問題がないのであれば、こどもが先生に対して「先生ども」と表現することも問題のないことになる)。 当てられている漢字の語義を問題にするなら、「児童」の「童」には「しもべ」「愚か」という意味があるため、「児童」も同様に「児どう」と表現しなければならなくなるなど、現在一般に用いられている様々な漢字表記に支障をきたしてしまう。 もし「子供」の「供」の字だけが差別であるのなら、「子供」に代わり古い時代に用いられていた「子共」という表記に戻すことで問題は解決する。 第1・第2の理由のようにこれが悪しき言葉狩りであるか否かは、賛否両者の根拠を検討することでしか判断できない。また、第3の理由である美意識の問題は、特定の時代における個人の主観に依存する部分が大きい。第4の理由は「供」の字に差別性はないという主張である一方、第5・第6の理由はより積極的に、「子ども」という表記またはその表記を強要することの方がむしろ問題があるという主張になっている。これらに対して、第7の主張は折衷案となる漢字表記を提案するものである。 こうした「子供」・「子ども」双方の表記に対する不同意・反対を受けて、すべてひらがなで「こども」と書くべきだという主張がある。この表記は、「子供」という表記に対する上記第4の反対論をさらに徹底した立場と考えることもできる。例えば、日本の国民の祝日の一つ「こどもの日」は、法文においても「こども」と表記されている。
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